Wish You Were Here

– カードに封じられた、ひとつの“幸運”の記憶 –

ある日、面白い夢を見ました。
私は夢の中で案内人と共に未来へ行ったのです。〈中略〉

素晴らしい未来観光も終わりに近付いた頃…
案内人が「ここから望むものを1つだけ持ち帰っていいよ」と言ってきました。
そりゃあ金とか彼女とか才能とか色々考えましたよ。
でも無意識に「幸運を持ち帰りたい」と願って目が覚めました。

僕は三浦知良に憧れてサッカーが好きになった。
カズのようになりたくてずっと頑張ってきた。
けど高校二年生の夏に病気で燃え尽きてしまった。
そして一浪を経験。
周囲の目は「過去形」に変わった。
生まれて初めて社会的な圧迫感を覚えた。

でも、心は折れなかった。なぜなら次の楽しみを見付けられたから。
コーチとして、私は「対等な人間関係」にこだわって子ども達の「意志」を育てています。
時間は平等ですが体験には格差があります。
だから、1人1人の経験には唯一無二の「価値」があると思っています。
では、価値観の違った中で指導者として僕に出来ることは何かと考えた時、
それが対等な目線に合わせることでした。

その研究機関は怯まない生徒と教授陣が日々何かを「追求」しています。
知らないものを探せること。
やりたいことがやれる今の環境に、僕は幸せを感じています。
そして、対等な目線から「言葉」に耳を傾けてくださる皆様に深く感謝しています。
これからもバイタリティ溢れる方々と一緒に成長して行きたいです。

知らないことに出会い、好きなことを深める時間に私は幸せを感じています。